第四回『船に残された日記』
イベント記録
2020/9/27
また黒熊亭に姿を現したアラキナは最後の幽霊の情報をつかんだと冒険者たちへ伝えに来た。何でも船に乗っている妙な幽霊の姿を漁師の男が見かけたそうだ。
目撃した漁師の話を聞くため、冒険者たちはトリンシックの港へと辿り着いた。
漁師の話ではヘイブンを出航した二人組の冒険者の船に幽霊が乗っているように見えたということだ。その二人はここトリンシックの方を目指しているということだったが、漁師がその後、同じようにトリンシックへ向かったところ、彼らと出会うことがなかったという。
ヘイブンからトリンシックまでの航路で遭難したのかと、冒険者たちは彼らの船を探すためにトリンシックから船に飛び乗り、ヘイブンへの航路を辿ることとした。
途中、蛇の巻き付いた塔サーペントピラーに冒険者たちは立ち寄り、その場所からロストランドの海域へ船ごと移動することにした。
海域を渡ってすぐに、冒険者たちは一隻の船が打ち捨てられているのを見つけた。
その船はボロボロになっており、人は乗っていなかったが、一冊の本が甲板に残されていた。
日記はビギンズと言う冒険者の物のようだ。
逃げ出した人工幽霊はロイという冒険者に憑りついたのだろうか?
(続く)
- 最終更新:2020-10-04 12:10:04