『赤い皮を300枚、粉菌キノコを110個』

◆プレイヤーイベント  提供:mint


“赤い皮を300枚、粉菌キノコを110個"


ロストランドのハルドゥーン近くに隕石が落ちた影響とは思いますが。
今、ハルドゥーン内には、謎のモンスターが居座っています。
こいつらを倒すには、「キャデライト」な素材で作った武具が必要とかなんとか。

ということで。
不詳私・資材集め大好き娘ミントは、国が売り始めた馬鹿高い『キャデライト資材収集用具』を手に、早速ロストランドにて資材集めを行ってみました。!
(集めたうちのごく一部)
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どっさり。

お友達にこれらの資材を無償提供して、かわりにスペルブックや楽器を作っていただきました!
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うん、これで秋のハルドゥーン対策はバッチリ!
・・・・・・なんて思いながら黒熊亭で腹ごしらえをしていると。
皆の雑談の中に、フィエナさんのため息が混じっていました。
耳を澄まして聞いていると、こんなコトを言っています。

「キャデライト資源で作ったスペルブックが欲しいの・・・・・・」

ああ、それなら余りがありますよ。
お譲りしましょう。
そのかわり・・・・・・



      • -----------------------------------



「キャデライト資源で作ったスペルブックが欲しい」と語ったお二人に対する突発イベントです。
え、安すぎる?! 
まぁそこは、ギルメン価格ということで。



フィエナさんからは、赤い皮を300枚

どんっ。
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私ミントはフィエナさんの前に、これ見よがしに猛攻のスペルブックを置きました。
「ほ、ほしい」
フィエナさんは、目を輝かせてそれを見つめます。
そうでしょうとも。これを作るには、苦労して集めないといけない素材が沢山必要なのですよ。素材を買い集めるとしても、あまり売られていないものばかりなので大変なのです。

作り方はさておき。
ヒナさんが「フィエナさん、これ探してなかったっけ」とつぶやく中。
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と、私。

「!!」
フィエナさんは目を見開き、
「ドラゴンの皮・・・」
と、ため息混じりの声。



私としては。
お金貰ってもつまんない。
あ、もとい。
資材をいただける方がありがたいのです。
とくに、自分では集めにくいモノが欲しいですね。
ということで。

私は、ドラゴンの赤い皮300枚との『交換』を、フィエナさんに持ちかけました。
自信なさそうな顔をしているフィエナさんでしたが、スペルブックを無理矢理おしつけ・・・・・・
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いや、先渡し。
すると、鈍かった表情が明るくなって。
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これで契約成立です。
がんばってくださいね。
*にっこり*


フィエナさんは、早速、今から皮集めをする気のようです。
「さぁひなさん。ダスタードへ行きましょう」
声のトーンからして、やる気マンマンという様子。
しかし。ヒナさんの
「え? 私明日運動会だから、そろそろ寝るよw」
の一言に思わず「・×・」顔。
私は、倉庫の片づけをするからと言い残し、がんばっつてねーと手をヒラヒラさせながら黒熊亭を出ました。

.。*゚+.*.。 1時間後 ゚+..。*゚+

汗だくになったフィエナさんが、私の店「Yew's Deer Shop」にいらっしゃいました。その手には、ドラゴンの赤皮300枚の証書。
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皮集めは相当辛かったようです。
私はニコニコ笑顔でフィエナさんから証書を受け取り、その労をねぎらいました。

赤皮って集めにくくて面倒で。丁度よかったです。
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フィエナさんお疲れ様でした。



その後。
フィエナさんの赤皮集めを手伝ったつむぎさんから
「フィエナさんったら、皮集めなのに、はさみも刃物も持ってきてなかたんですよ!」
・・・・・・と呆れ半分で報告が。
あの1時間の間に想像以上に劇的な出来事があったようです。
もしかして。皮集め手伝ったら、面白い体験が出来たのかしら?
ちょっと勿体無いことしちゃったかしらね。
*くすくす*




フレイさんからは、粉菌キノコを110個

「よーっす。なんか無事に発見されたって聞いてたけど」
私ミントが黒熊亭でのんびりしていた時。
フレイさんがポンと肩を叩いた。
「ええ、おかげさまで」
私は笑顔で答えながら、フレイさんの目の前に「どんっ」と、本を置いた。

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一呼吸おいて、相手から歓声があがる。
誰かからは忘れたけれど。飲んでいた時の世間話でフレイさんがこの本を欲しがっていたことを知った私は、ついでにと思って用意しておいたのですよ。
小躍りするフレイさんに私は、フィエナさんの時のように、現金ではなく資材での取引を持ちかけた。
こちらの希望品は【粉菌キノコ110個】
実は。少し前に我が家の資材倉庫を整理した折。
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キノコの数が中途半端だったのですよ。
これを10000個にしたいな~と思ったのですが。それはちょっと大変でしょう? 
だからせめて、フレイさんの手で在庫数を8500個にしていただきましょうと考えた次第。

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「ソレンか! マジか!! あれ110個も集めんの?!」
1610個よりはマシでしょ?とは言わず。私はにっこり笑ってフレイさんに本を渡した。
本は相手の懐にスッと入っていく。
はい、これで契約完了。
いかにも面倒臭そうに立ち上がり「しゃーない、いってくるか」と呟いたフレイさんを私は、手をひらひらと振って見送りました。
がんばってくださいね。*にっこり*

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フレイの日記

皆、知ってる?
噂じゃ今、ハルドゥーンが隕石だの Khal Ankurっていう教祖的な存在で盛り上がってるらしいじゃん。

でも中で戦うのにはキャデライトって素材が使われた武器がいるってことを聞いた。

「んなもん持ってないっての!」

ぶつくさ言いながら黒熊亭に行ったら久しぶりにミントが顔を出してる。おー、行方知らずだったけど無事発見されたんだな。

そしたらどこで聞いたか知らないけどキャデライトで作った魔術書を机の前に置いてくれるじゃん。

「え? マジ? これもらっていいわけ?」
これでハルドゥーンに行けるじゃん!

喜んで小踊りし始めたあたし。そんな姿を見ていたミントの目がきらりと光った気がしたかと思ったら何かと引き換えだって言い始めた。

・・・えっ、粉菌キノコ 110個? マジで?! それ集めるわけ?!

嫌そうな顔をしてみたけどとてもこのまますっとぼけて帰れそうにないミントの顔を横目に見ながら、あたしはしょーがなく、ちょうど黒熊亭に顔を出したつむぎも手伝わせることにしてソレンの巣穴へ向かってった。 

粉菌1.PNG

「アチチチチ!!」

・・・で、ソレンの酸に手間取りながらあたしとつむぎは何とか奥に進みながら粉菌キノコを110個手に入れて、ミントに届けたってわけ。

ま、このぐらいの苦労はしょーがないか。
よーっし、乗るよ! このハルドゥーンのビッグウェーブにっ!!
(既にビッグウェーブは過ぎ去った感はある。)




まだまだ足りませんねぇ~

そろそろ払暁という頃。
私ミントは、お二人から戴いた皮とキノコを倉庫にしまいこみ、帳簿に数字を書き込んでいました。
「赤い皮を300枚、粉菌キノコを110個」
それから部屋の中を見渡し、資材の山を前にふぅ~とため息。

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「まだまだ足りませんねぇ……」

今とりあえずの私の目標は、資材の山を天井まで積み上げること。それから1プラチナの貯金を貯めること。
資材は、ノーマルの木と鉄は達成しました。他はこれから。
貯金は、砦を購入したのでスッカラカン。
まだまだ先は長そうですね。

「今後も皆々様の御協力を以って、のんびりと資材集めに興じましょうかねぇ」
鞄の隠しポケットからキャンディーを取り出し口に含みながら、私は窓の外に目を向けました。白んだ空に二つの月が並んでいます。
(……では皆様。お疲れ様でした。おやすみなさいませ)
心の中でそうつぶやいてから、私は静かにカーテンを閉めました。
今日も(少しの時間ですが)良い夢が楽しめそうです。


                       *おしまい*

  • 最終更新:2018-10-19 19:39:05

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