『愛しのレナータ』
◆プレイヤーイベント 提供:Jordan
"愛しのレナータ”
おい、お前。そこのお前だ。最近森の黒熊亭に雇われた、バーキーパーのレナータちゃんがいるだろ? そうだ、シュッとしてるのにお尻がセクシーな、あのレナータちゃんだ。あの子の気を引きたくってな。気を引くならプレゼント、プレゼントするならキラキラしたものがいいに決まっている。なんでも光晶洞というダンジョンの奥にいるモンスターが「輝くクリスタル」を落とすらしい。そいつを贈ってやりてえんだが、ジョーダン様は絶世の色男であるとはいえ、残念ながら金と力がねえ。お前は腕っぷしぐらいが取り柄なんだから手伝ってくれ。頼むぜ?
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貧弱なジョーダンを守りながら、ニュジェルム市内にある光晶洞のボス討伐にチャレンジしましょう。
イベント記録
2018年1月24日
Rigalt:光晶洞に行きたいんじゃろ?
黒熊亭の常連の一人であるRigaltのジイさんがオレにそう尋ねてきた。一瞬答えに詰まったが、すぐに思い出す。
そうだった。ある時、オレは酔っ払いながら喚いていたのだ。「レナータちゃんにクリスタルをプレゼントしたい」と。どうやらジイさんのヤツ、それを小耳に挟んでいたらしく、力を貸してくれるそうだ。
光晶洞は奥に行けば行くほど、凶悪なモンスターが襲ってくる。多少歳を食っちゃいるが…脳ミソまで筋肉で出来てそうなジイさんの力を借りられるなら言うことはねえ。なんせジョーダン様は「難易度レベル2」とされているトレジャーハントですら命がけだからな。
今回は偵察目的だったが、黒熊亭の他の客にも声をかけたところ、何人かが手伝ってくれるようだった。参加メンバーはRigalt、Tiffany、オレ様、Mint、Orrin。戦士1人、メイジ3人、応援団1人という、かなり尖ったパーティ構成だ。
入場料に10,000gpという法外な額を要求されたが、なんてことはねえ。ジョーダン様の顔はまだニュジェルムじゃ知られてないからな。新米の銀行屋からチョチョイと借りてきて、事なきを得たぜ。
さあ、冒険だ!!!
…
…
…
と思った瞬間にコレである。
Mintが音楽の力を駆使し、TiffanyとOrrinがひたすら回復役に徹するなど、メイジたちが相当に奮闘してくれたが、オレ様とRigaltのジイさんは幽霊ローブ生産工場と化していた。
しかし、結局はそれもジり貧で、やがてパーティ全員とも自分の身体がクリスタル・ヒドラのおやつとしてパクパクと食われてしまってるところを眺めることになった…。
※秘薬低減装備をすべてロストし、防具類を現地調達するジョーダン様。Rigaltのジイさんも包帯を奪われ、愛用のローブを裁断して包帯を作っていた。
なんとか奥の安全地帯を拠点に、ヒーラーによる手厚い治療を受けながら戦おうとするも、結果は芳しくない。皆の様子を伺う…ふりをしながら、着替えている時のTiffanyの尻に熱く注目していたのは内緒だ。
その後も冒険者たちは懸命に戦ったが、逃げ帰るしかなかった。愛の道は高く険しい。
2018年1月25日
今日も今日とて光晶洞に挑戦することになった冒険野郎たち。参加メンバーはRigalt、Kaa-Kaa、Mint、Asahi、Duca、オレ様、Orrin、Tiffany。
戦士2人、魔法戦士1人、メイジ4人、スーパーサブ1人の大所帯だ。これなら行ける気がするぜ。
オレ様が騒いでいる間、予想通りに圧倒的な火力でクリスタル・デーモンを蹴散らしていく冒険野郎たち。マジでこのままヒドラも行けるんじゃねえか?
…
…
…
ヒドラは甘くはなかった…。強力なブレスで次々と仲間が倒れていく。
奥の拠点で作戦会議を練るものの、いかんせん突破口が見えてこない。というか、ジョーダン様を蘇生している隙にモンスターどもに攻め込まれているような気がしないでもなかったが、それは黙っておくことにする。
ヒドラ、シーサーペントだけではなく、凍てつく冷気までもが身体を蝕む。ここは地獄だ…。
クソッ、ウィスプが煽ってきやがるぜ。
結局ヒドラ討伐は保留にし、氷漬けのゾンビどもから退治することにした。その甲斐あってか、「割れたクリスタル」を入手することができた一行。
これで残りは3つのクリスタル…。レナータちゃん、待っててくれ!
2018年1月28日
本日は第3回目の光晶洞アタックの日だった。
chronoが友人の洞窟トロルを連れてくる。緑で無口なシャイ・ボーイだ。なんでも盾になってもらうつもりらしい。首元の無骨な骨飾りが似合っているが、こう、いきなりライムでも刻み始めそうな雰囲気がある。「Yo!オレはBritania生まれの洞窟育ち、悪そうなヤツは大体トモダチ」的な。
今日は作戦があるんだぜ。
参加メンバーはCesare Borgia、Rigalt、Wave、Tiffany、Kaa-Kaa、Orrin、chrono、オレ様。戦士2人と1匹、魔法戦士1人、メイジ4人、タクティカル・アドバイザー1人という過去最高にバランスのいいパーティ構成だ。
どうでもいいシーンは記録に残していたが、洞窟トロルが途中のワープゾーンから付いてこれず、置いてけぼりにされるという大事件は記録し損ねていた。大丈夫、お前はジョーダン様の心の中で生きているぜ、メーン。
この穴の先はヒドラの巣だ、足並みを揃えていこうぜ…と言った瞬間にKaa-Kaaが飛び込んだため、すぐに後を追う。前回のAsahiやMintもそうだったが、キミたちは特攻するのが好きなのかね!?
言わんこっちゃねえ。
まあ初参加の人間もいたしな。だが、今回は作戦を練ってきたぜ。オレ様の必殺技マス・スリープをヒドラに叩きこんでやる。
マス・スリープで動きがのろくなり、攻撃を回避できなくなったヒドラをエナジーボルテックスやらでボコる作戦だ。とにかくボコる。これが重要だぜ?
すると…なんと倒せちまった! 倒したぞー! 見事、ヒドラという最難関を突破した冒険者一行。
その後は驚くほどサクサク進み…
すべての鍵を手に入れ、いよいよ光晶洞の最奥に挑む。
Shimmering Effusion。こいつこそがオレ様の目当てである「輝くクリスタル」を落とす怪物だ。ヒャッハー! クリスタルを置いていけー!
勢いはよかったが、最奥に待ち構えているだけあり、ヒドラよりもよほど凶悪だった。強力な魔法のためにほぼほぼ一撃で沈んでいく仲間たち。近場のアンクで蘇っては、ゾンビのように突撃を敢行する。
途中から知恵を絞り、エナジー・フィールドの魔法で閉じ込めては、エナジー・ラマテックスが出現するぐらいにエナジー・ボルテックスを打ち込みまくったりしたが、 倒せるイメージがまったく浮かんでこない…。
chrono:レナータはあきらめよう!
一時間ほど戦ったが、その一言が最後となった。オレたちの心はすっかり折れていた。
「プレゼントする!」と大見得きったにも関わらず、今回のアタックも失敗に終わっちまった。期待させておいて「無理でした」だから、もうチャンスはねえかな…。
ジョーダン様はレナータちゃんを潔く諦めるとするぜ。なーに、女は星の数ほどいる!
<終了>
- 最終更新:2018-01-29 20:18:00